RX-8の純正ラヂエターも、冷却水を溜めるタンクがプラスチック樹脂製によって出来ています。
このプラスチックタンクは、繰り返す熱により割れたり変形をおこし冷却水が漏れ出すトラブルが、経年と共に起きます。
こういったトラブルが起きると、タンクとアルミ製のコアを切り離しオーバーホールを行い再生させます。
再生方法は、プラスチック樹脂タンクは、亀裂や変形した物は修理が出来ないので必ず新品を使います。
また、水路は水アカなど付着しているので、きれいに清掃すると同時に水漏れが無いか点検しながら復元させます。
ギザギザの細かな波状になっている冷却フィンであるコアの方は、腐食などが無いか点検を行い、清掃ときれいにフィンを整えます。但し、コアの劣化が激しい場合は、新品コアに交換します。
オーバーホール完了後には、ラヂエターに空気を送り込みながら水漏れ検査が出来る水槽に入れて、漏れがどこからもないかをチェックします。
そうして出来上がったのが、本品です。
プラスチック樹脂製タンク式の純正ラヂエターは劣化がすすむと、プラスチックタンク部分の色が茶色に変化してきます。
劣化していない純正ラヂエターは、上記の写真の通り「真っ黒のタンク」です。
タンクが茶色く変色したラヂエターは、タンクとコアの隙間から水漏れを起こすことが多く、また、ラヂエターホースを取付けるホース口がボロボロになっていてホースを外すと欠けてしまうといったトラブルが起こります。
RX-8は、まだ新しい気がしますが初期型なら既に10年以上経っているのと、RX-8オーナーは、正直に言うと「壊れていない!」と思い込んでいるだけで、実は壊れていたとい方が非常に多いのが実態です。
ラヂエターが劣化していると、内部も相当水アカで汚れていて詰まり気味になっているので冷却効果が下がっています。
冷却効果が下がるのは、高温のロータリーエンジンにとっては致命傷です!
特にRX-7より水温が厳しいRX-8は、最も水温パーツには気を使わなくてはならないと言えます。
おそらくこのページをご覧のRX-8オーナーさん、ラヂエター本体をオーバーホールや新品に交換したことあるでしょうか?経験上、ほとんどの方が無いと思います。
どうぞ、この機会にロータリーエンジンにとってとても良いメンテナンスと言えるラヂエターについて考えて頂き、こちらのラヂエターに交換されてください!
尚、ラヂエターの状態がどうなのか分からない方には、当店にて無料でラヂエターの点検を行っていますので、事前予約のご連絡を下さい。
■点検事前予約先TEL:043-298-0078
【取付けについて】
取付けは、純正交換タイプとなりますので交換作業だけで取付け可能です。一切行わずに取付けできます。
【取付け注意事項】
ラヂエター交換時には、必ず上下共に新しいラヂエターホースに交換して下さい。
ラヂエターホースは、純正品が最も品質が良いです。社外のシリコン製の物もありますが、材質が厚すぎてしまいホースバンドで締まり切らずに「水漏れ」を起こす可能性が高いのでご注意下さい。また、シリコンは、実は熱に弱いです。
【販売条件のご説明】
純正のラヂエターの下取りが必要になりますので、交換作業後に必ず取り外した純正ラヂエターを
当店まで「送料お客様ご負担」にてご返送頂ける方のみ販売させて頂きます。
ご返送頂けない場合は、純正ラヂエターの部品代をご請求させて頂きます。
上記の販売条件をご同意頂ける方のみ、ご注文願います!
尚、事故等でラヂエターの下取りが不可能な方は、お電話下さい。
連絡先電話番号は、下記の「返送先」と同じです。
<返送先>
〒262-0044 千葉県千葉市花見川区長作町163 TEL:043-298-0078
株式会社サンアイワークス ※上記まで「送料お客様ご負担」にてご返送願います。
こちらの純正式ラヂエターは、FD3Dの全ての年式に対応しております。
また、オートマ車も同価格でお作りいたしますので、ご注文の際、上記のMT車かAT車をお選び頂き、ご指定してください。
ラヂエターホースはセットに含まれておりません。